ルナエンバシーが販売する「月の土地」は、手軽な価格で購入でき、所有権証明書も発行されるため、プレゼントとしても人気があります。
しかし、実際に月の土地を所有できるのか、詐欺のリスクはないのかと疑問を持つ人も多いでしょう。
結論、「月の土地」は日本では「ルナエンバシージャパン」が正規代理店で販売しており、詐欺ではありません。これまで世界でも約130万人、日本国内で約30万人が購入しています。
本記事では、月の土地の仕組みやメリット、注意点について詳しく解説します。
月の土地は、「ルナエンバシージャパン」が正規代理店として販売
月の土地は、アメリカの企業「ルナエンバシー」、日本では「ルナエンバシージャパン」が正規代理店として取り扱っています。
月の土地を購入すると、所有権証明書や月の地図が発行され、手軽に「月の土地オーナー」になれます。
ルナエンバシーの月の土地は、これまでに世界で約130万人、日本国内で約30万人が購入しています。
トム・クルーズやトム・ハンクスなどの有名人も購入しており、サプライズギフトや記念品として人気です。
月の土地の販売元「ルナエンバシー」とは?

ルナエンバシーは、アメリカの実業家デニス・ホープ氏によって1980年に設立されました。
彼は「月は誰のものなのか?」という疑問を抱き、宇宙の所有権に関する法律を徹底的に調べました。
その結果、1967年に発効した宇宙条約が唯一の国際的な規定であることを発見。宇宙条約では、「月を国家が所有することを禁止する」とされていますが、個人の所有については言及されていませんでした。
この盲点に気づいたホープ氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し、月の土地の所有権を正式に申し立てました。
ホープ氏の申し立ては受理され、彼は念のため「月の権利宣言書」を作成し、国連、アメリカ政府、旧ソビエト連邦に提出。この宣言に対し、異議申し立てがなかったため、彼はルナエンバシー(Lunar Embassy LLC)を設立し、「月の土地販売ビジネス」を開始しました。
月の土地の法的な所有権
月の所有権に関して、「国家」「個人」と分けて、詳しく見ていきましょう。
「宇宙条約」により、国家は月を所有できない

1967年に発効した「宇宙条約」では、月を含む天体の所有権について「いかなる国家も主張してはならない」と定められています。
そのため、各国政府が月の土地を占有することは禁止されています。
個人所有の合法性については議論が分かれる

宇宙条約では国家の所有は禁止されていますが、個人や企業による所有についての明確な規定はありません。
今後、月の土地の個人の所有について規制があるかもしれませんが、現状、月の土地に関して明確な管理体制が整っていないため、個人所有の合法性に関してはグレーな部分が少なからずあるでしょう。
実際に購入した方の口コミでは、ロマンチックな贈り物、おしゃれなプレゼントとして利用されています。
月の土地を買う3つのメリット
月の土地を買うメリットは次の3つです。
- 夢とロマンを持てる!
- プレゼントにも喜ばれる!有名人も購入
- 月の土地には税金がかからない
それぞれのメリットについて解説します。
夢とロマンを持てる!話題性が抜群

なんといっても「月に土地を持っている」という事実は、話題性が抜群です。
友人や家族との会話のネタになり、宇宙への夢やロマンを感じることができます。
また、将来的な宇宙開発の進展により、自分の土地がどのようになるのかと想像を膨らませる楽しみもあります。
プレゼントに喜ばれる!有名人も購入

月の土地は、誕生日、記念日、結婚祝いなどの特別な日のプレゼントとして人気があります。
ユニークでサプライズ感のあるギフトとして、受け取った人に喜ばれるでしょう。
実際にトム・クルーズ、トム・ハンクス、香取慎吾、福山雅治など、多くの有名人も月の土地を購入しています。
SNS映えするユニークなギフトとしても注目されています。
また、月の土地などの対象商品と引き換えのできるギフトカードもあり、 大切な人へのプレゼントや結婚式の引き出物などにも人気です。
宇宙から届くようなラッピングで、見た目にも楽しいギフトなので、ぜひ一度チェックしてみてください。

月の土地には税金がかからない

月の土地を購入しても、維持管理費や税金は発生しません。
購入後の追加費用がかからないため、手軽にロマンや夢を所有できます。
月の土地の価格
月の土地は手ごろな価格で購入できます。
基本価格:2,700円(税込)

月の土地は1エーカー(約1,200坪)あたり2,700円(税込)で販売されています。
1エーカーは約4,047平方メートル(約1,200坪)で、サッカーグラウンド1面分に相当します。
地球上の土地と比べても十分な広さがあるため、「月に自分の土地がある」と実感しやすいでしょう。
比較的手頃な価格で、誰でも簡単に「月の土地オーナー」になれるのはうれしいですね。
ギフトセットやオプション付きプランも

ルナエンバシージャパンでは、基本プランに加えてギフトセットやオプション付きプランも販売されています。
権利証や地図をフレーム付きで飾れるセットなど、特別なパッケージが用意されているため、誕生日やバレンタイン、記念日などのプレゼントにも最適です。

月の土地の購入方法を解説
月の土地の購入方法と、購入後に受け取れる証明書について解説します。
公式サイトからの購入手順

公式サイトからの購入手順は次のとおりです。
- ルナエンバシージャパンの公式サイトにアクセス
まず、ルナエンバシージャパンの公式サイトにアクセスします。 - 購入プランを選択
提供プランの中から、希望する商品を選びます。基本セットのほか、オーナーシップカード付きやファイルセットなどのオプションがあります。 - 支払い手続き
- 支払い方法は以下の3種類です
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 代金引換
- 支払い方法は以下の3種類です
- 所有権証明書の発行
- 注文が完了すると、所有権証明書の作成が開始。発送は、支払い方法や注文状況により異なりますが、通常、クレジットカード決済や代金引換の場合は注文日から2営業日後の発送となります。

購入後には証明書や月の地図、説明書などが届く

月の土地購入後には、以下のアイテムが届きます。
- 所有権証明書
- 月の地図
- 月の憲法や説明書
上記のアイテムは、特別なオリジナル封筒に入れて届きます。
月の土地の詐欺に注意!安全に購入するためのポイント
月の土地は公式サイトで正しく購入することが大切です。
詐欺にあわないための、ポイントを解説します。
正規販売店(ルナエンバシージャパン)以外のサイトに注意

月の土地の公式販売元は、アメリカのルナエンバシー社であり、日本ではその正規代理店であるルナエンバシージャパンが公式サイトを通じて販売しています。
Amazonや楽天などの大手通販サイトでは取り扱っていないので、公式サイトで購入するようにしましょう。
また、格安販売や「所有権100%保証」などの誇大広告にも注意が必要です。
通常、1エーカー(約1,200坪)の価格は2,700円(税込)と設定されているので、極端に安い価格を提示するサイトも詐欺の可能性があります。
購入者の口コミ・評判を確認する

実際に購入した人々のレビューや体験談を確認することで、信頼性を判断できます。
公式サイトでは購入者の口コミが紹介されているので、購入前にチェックしておくとよいでしょう。
「月の土地は無意味」と言われる理由

1967年に発効した宇宙条約では、国家が月を所有することを禁止していますが、個人の所有については明確な規定がありません。
そのため、月の土地の所有権は国際的に法的な裏付けがない状態です。
また、将来的に月面開発が進んだ場合、現在の「所有権証明書」がどのように扱われるかは不透明です。
現時点では、月の土地の購入は法的な所有権を伴わないため、投資目的ではなく、ロマンや話題性を楽しむためのものと考えるのが適切です。
【まとめ】月の土地は手軽に夢やロマンを買える!プレセントにもおすすめ
月の土地は、夢とロマンを感じられるアイテムとして人気を集めています。
話題性もあり、所有することで特別な気分を味わえるでしょう。誕生日や記念日などのプレゼントとしてもおすすめです。
また、価格は基本価格2,700円と手ごろで、証明書や地図も発行できます。
月の土地はルナエンバシージャパンの公式サイトでのみ正規販売されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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